白谷通信 春分の頃

春海、一湊

 里では桜が盛りを過ぎ、すっかり春。海もすっかり冬の色を脱ぎ捨て、明るい春色に変っています。

枇杷
オオゴカヨウオウレン
 新緑はまだ差と周りにとどまり、山はまだ冬景色。華やかさはありませんが、屋久島固有種のオオゴカヨウオウレンが冬の終わりを彩っています。

 タンカンの収穫も終わり、里では茶摘みと田植えの準備。そして、枇杷の実に袋がかかります。屋久島特産というわけでもないようですが、枇杷は大事にされているような印象を受けます。