江戸時代に切り倒され、山中深く300年のときを経た土埋木。伐り倒された屋久杉は、自然の懐に
抱かれて、ゆっくりとその姿を変えていきます。その自然による造形をいかして作った杉の舎の花器。
そして屋久杉工芸の代表的存在である壺。屋久杉の特徴をもっともよく感じていただける作品たちです。
蓮根壺
「蓮根菌」という木の繊維にそって腐食していく
菌によって蓮根状(あるいは蜂の巣状)に穴が
あいたものを壺に挽きました。
(直径42cm、高さ48cm)
壺花器
自然に朽ちた部分を口にした壺状の
花器。背の高い花をぐっと引き立たせる
花器です。
(直径16cm、高さ33cm)
自然花器1
ひっそりとした洞穴のような花器。ひとつの宇宙のようです。
(横幅24p、高さ20p)
掛け花入れ
枯れた表面に緑が映える掛け花入れです。
自然壺
朽ちかけた表面を残した壺。荒々しさと優雅さをあわせもっています。
自然花器4
自然に朽ちかけた枝の部分を磨いた花器。蔓などを絡ませると映えます。無塗装仕上げ。
壺
前面に自然の朽ちとあわこぶ、背面には
あざやかな光明が入った壺。重厚な雰囲気
です。
(直径28p、高さ29p)